save animal life 小さな命を救いたい

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絶望


感づいた私たちは、早速運転手さんの元に戻り
「タイファクトリー」は行かなくていい!!と告げる。
すると・・・、それを聞いた運転手は激怒しはじめる!
「何で行かないんだ!」「行ってくれなきゃ俺が困る!」等々
言っている様子。
その剣幕に怖れをなした私たちは
とりあえずその問題の場所「タイファクトリー」へ足を運ぶことに・・。
気は重い。どんよりとした倦怠感と不安が私たちを包む。
「絶対にタイファクトリーへ行っても何も買わずにいよう」
2人は固く心に決める。

ようやく着いたタイファクトリーは
予想通りタイシルクの店。
運転手の手前、入らないとまずいから
一応店内に足を踏み入れるものの
店員さんを完全無視。
でも入ってすぐに出るのもなんだし、
トイレを借りて、時間を稼ぐ。
これぞ姑息な手段!
でも騙されないために2人とも必死。
適当な頃合をみて
店を出、運転手の元に戻る。
すると運転手が「何も買わなかったのか?」と聞く。
私たちが「そうだ!」と答えるや否や
運転手はまた激怒!ご立腹の様子で
「君達が何か買わないと、俺はガソリン代がもらえないんだ!!」
というようなことを散々わめき
そして・・・・・・、こんな奴らはもう知らん!と
私たちを置き去りにどこかへ行ってしまったのだ~!

あ~、なんてこと!
騙されなかったと安堵したのもつかの間
全く知らない土地に放り出されて
私たちはどうしたらい・い・の????

結局、地図を頼りにトボトボと歩いて
ホテルまで帰ったのでした・・・。

でも歩いて町を散策!?いやいや正式にはうろついた
お陰で、美味しい食べ物に出会い
タイ人の生活臭あふれた場を見ることができ
結局はよかったのかな・・・?



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